2012/09/22

Sri LankaとBAWA_01 ~旅の目的とBAWAについて~


やってきました、夏休み!
(完全に旅ブログに化していることに腹をくくりました。)


2012年の夏の旅のテーマは.....
「尊敬してやまないジェフリー・バワ師匠のトロピカル建築&インテリアを、片っ端から見ちゃおう&泊まっちゃおう!(カレーも食べ尽しちゃおう!)」

というコンセプトを元に、バワ漬けの幸せ〜な日々を送りました。

こんなにも、ある一人の建築家の作品に向き合ったことは初めての経験。
彼の作品に触れる度に、生い立ちからライフスタイル、作品への考え方や自国への想い等、myガイド・ウダラさんに質問攻めをしたことを思い出す。

しかしその度に「コマカイコトハ、ホンヲヨンデクダサーイ。」と言われ、「チッ。」の繰り返し(笑)
まぁとにかく、毎日全身でゾワゾワしていたことを思い出す..... 最高の旅だった。



そのバワとは.....
Geoffrey Bawa(1919〜2003年)コロンボ出身の建築家、同性愛者。
ヨーロッパ系の裕福な家庭に生まれ、ケンブリッジ大学にて英文学を学ぶ。一時は弁護士を目指したそうだが、1946年にスリランカへ帰国。そこから直ぐに1年半にも及ぶ世界旅行へ出て、様々な世界の見聞を広げたバワは、スリランカのとある土地を購入して「理想郷」を作ろうとする。(何処にそんなお金が....おぼっちゃんだな〜。)しかし建築の知識に欠けていたことから、再度イギリスに渡り建築を学ぶ→38歳と遅咲きスタートで建築家としての活動を始める。

というプロフィール。

亡くなるまでの約40年間、自国のみの活動=スリランカの「自然・空気・建築」が一体となる「トロピカル建築」というカテゴリーを確立し、アジアンリゾートの原点を築き上げた。という素晴らしい功績。

アマンリゾートの創始者や世界のリゾート開発者たちが、多大な影響と受けたと言われているが、日本ではあまり知られていないのが本当に不思議!

しっかし、
バワが亡くなったのは2003年のことで、未だ10年も経っていないんだなぁ。
そのせいなんだか、彼の事務所や自宅は生活の息づかいがリアルに感じられてドキドキしっぱなしだった。

そして、後半訪れた彼の眠る理想郷「LUNUGANGA」の大樹の前では、積み重なった感情が高まり涙しそうになったなぁ.....ううっ。
あの広い敷地の中、案内人の少年とわたしの貸し切り状態。つたない英語で互いの国の話や、少年の夢について語ったなぁ.....うううっ(今でもホント泣ける。)



まぁ、前段はこれくらいにするとして、
他にもミラクルワンダホー&エキサイティング&ミステリアス。なことを経験した濃ゆいスリランカ。こりゃまた恐ろしく長い記録となりそうだ〜。

6泊8日の旅、はじまりはじまり〜。





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