2012/09/24

Sri LankaとBAWA_09 ~Heritance Kandalama Hotel 全貌~


引き続き、Heritance Kandalama Hotelの紹介・全貌編

敷地の中央に車寄せ&レセプションが配し、左右にゲストルームや共用部・屋上庭園が地形に沿ってレイアウトされている。
なんと端から端まで1km近く、ちょっとしたいい運動なので朝食前後にサーベイすることにした。


エントランス〜レセプション(ここは5F)


ウェイティングエリアへ向かうコリドー。



うねうねとコリドーを進んだ先には、カフェ兼ウェイティングエリア。
外からまた外へと繋がり、建物の中にいるのに屋外にいるような感覚になることもしばしば。カラッとした空気と鳥の鳴き声が非常にここちよい。


ゲストルームエリアへ。


途中、ダイニングルームで朝食タイム。
柱間にうまく納めている彫刻家ラキ・セナナヤケのフクロウ彫刻。


ドアノブや室内に樹木のモニュメント、そして家具に使用されている木のボリューム感が丁度よい。


どう見ても食べ過ぎだよね〜.....けれど食べたら動けばいい!がモットーなので、食べる。


満腹になった後はスタッフさんにお願いし、いつもの共用部見学会へ。
ゲストルーム1


ゲストルーム2
天井に見事なバティック張り。壁面の塗装色とのコントラスト、そしてイエローカラーの燭台とのバランスに涙。


特に気に入ったのは、この塗装壁とシェードと額縁のカラーーーーーー。


続いて、とあるエリアから吊り階段が始まり雰囲気が変化する、SIX SENSESが運営するスパへ連れて行って貰った。



スリランカのスパではダントツにクオリティが高いという話。


ここでもサルの親子がゲストをお出迎えしてくれる、なんともいえない癒し。



続いて、1Fへ降りて岩にくいこむ柱基礎を見に......地味だな(笑)



スタッフさんたちが朝から盛り上がっていた、ゲームコーナー。足下にはリスがちょろちょろ。



バンケットホールではシノワな家具もあり、シックな雰囲気。


このアイアン製のベンチはヨーロッパの駅のベンチからヒントを得てそう。


途中途中みつけた様々なプロダクトたち。



気がついたら屋外にいたり、屋内に戻ってきたりとま〜ったく何処を歩いているのだか分からなくなる。ゲスト同士で「ここ何階?」「分からないデース。」という会話を何度したことか(笑)



あったあった!感動の、BAWA専用設計デスク。
ここで最後まで設計を行い現場へ指示を飛ばしていたという.....もちろん座ったよね〜。


最後に全景、屋外へ。
もともとあった自然と建築物の融合っぷりがまるで芸術品。
自然の中にいるよりも、より自然を身近に感じることができる。身体が環境に埋没させられたような感覚.....といったら伝わるかなぁ。



アマンリゾートにも影響を与えたといわれるインフィニティ・プール。
海に続くプールの配置はBAWA師匠お得意の技。


はぁ.....。

こう文章を書いている今でも樹々の薫りが漂ってきそう〜。


超豪華ホテルというわけではないけれど、五つ星がつく理由がやっと分かった。
華美なものは何ひとつない、穏やかで静かな風景こそが今の時代に最上の贅沢であり、極上の時間なんだと。

他国で感じたことのない、この独特なBAWAの世界観。

よく聞くパワースポットという言葉があまりピンときたことなかったけれど、間違いなくここは私にとってのパワースポットだった!

連泊しなかったことをウダラさんに愚痴りながら、次のスポットへと向かう。






2 件のコメント:

  1. いや〜、カッコよすぎるぜ。。今朝立ち読みでELLE DECO見たらBAWA建築のこと載ってたからこのブログを読み返してしまった。素晴らしいとこに行ったんだね。華美なものはなく穏やかな静寂の時間。まさに贅沢そのものだね。美しい。あーた本当に素敵な一人旅してるよ!

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  2. あらあら…エルデコ見ちゃった?
    BAWA観て人生観変わったと言っても大袈裟じゃないかも。
    このスリランカ編、まだまだ続くよ…何せあの館の夫人も登場してないからね…フフフフ。
    そしてウダラさんとドライバーの小競り合い(笑)

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