2011/07/12

San Francisco Tour_2日目 ~Palace Hotel~


昨日ゲットしたコート×持参したパンツのコーディネートにより、林屋ペー&パー子に弟子入り予定の2日目。

朝は10℃未満。なんだこれ?な、夏?(笑)


目的地までの通りは建物自体の建築様式はバラバラだけれど、景観条例がある為か?同色のタイルや大理石で統一されたファサードが美しい。

本日1つめのメインイベント、向かった先は「Palace Hotel

ヨーロッパのグランドホテルをアメリカにもたらすものとしてデザインされた、このホテル。
1875年10月に西海岸の活況を祝って建てられ、スターウッドグループの中では、シェラトンやウエスティンより高級なホテルだという〜。我がガイドさんに見学をお願いした。


ゴージャスなバラの薫りでお出迎えのグランドホール。


気が利く「うちの」ガイドさんはホテルのプレゼンテーションツアーを予約していてくれた!ここからは「ホンモノ」のホテル専属ガイドさんにバトンタッチ。ボランティアだというから驚き!

まずは、メインバー「パイドパイパー」にてホテルの歴史・概要から話をして頂く。


パレスホテルは、バンク・オブ・カリフォルニアから500万ドルの投資を受け、世界で最も贅沢で大規模、そして高価といわれるホテルであった。ホテルのエリート社交界での地位をあっという間に確立し、外国の国賓や実業界の大物・知名人の心を完全に奪ったという。

1906年の大地震にて構造以外の被害を受け、3年間の再建工事を経て1909年に再オープン。
その後80年の歴史を経た後、大々的な改修工事の末1991年に壮麗な姿で再々オープン、今の状態となる。

当時の油圧式のエレベーターは、「上がっていく部屋」と呼ばれたほど、当時としては画期的な技術だったそうな.....。


アーティストのマックスフィールド・パリッシュが依頼を受けて4.8メートルの壁画「ハーメルンの笛吹き」を制作したのは、2度目のオープニング時。当時からまったく色褪せていないと思われる、見事なスカイブルーの発色!


お目当ては、「ガーデン・コート」と呼ばれるこの大規模なレストランにてのお食事。天井全面がビクトリア風のスカイライトに覆われていて、ゴージャスで圧巻!さながら宮殿の中のダイニングルームのようだった。思い出すだけでもため息.....。


こちらのスケッチは、震災前のもの。もともと馬車の車寄せとして設計され、驚きと華麗さを示唆する玄関口を設計したという〜。今と導線も違うのね。


「お腹空き過ぎたから、説明はもういいよ〜。」の訴えの目。


挨拶もそこそこに、美味し〜いランチを堪能した!既に帰国時の体重が気になるところ.....。


どうでもいいおまけ、その1。
説明を終えた御一行は、パウダールーム内にあった三姉妹の絵画を真似て遊んでみる。


右下の画像。掃除用具入れの巾木のみ、大理石の色が違うのが謎.....。


マニアックなおまけ、その2。
2Fのコンペディションセンターのスカイライト。よ〜く見ると熱反射フィルムによって耐熱効果を施している。建物には全部で7,000個の窓があるというので、温熱環境の維持(エアコン)が大変だろうな〜と。しかもフィルムをそれぞれのデザインで施しているなんてニクい技だなぁ。



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