2011/12/31

トルコ年末ひとり旅_2日目 ~イスタンブール歴史地区~


不安そうに遠くを見つめるガイドのメイティさん。

最後まで笑顔が絶えなかった素敵なお父さん。
最近郊外に家を建て、ツアーが入っていない日はもっぱらガーデニングに勤しむという。
ツアー参加者が常に方々にちらばるので、大体困ったちゃん顔をしていたのが懐かしい〜。


今日はトプカプ宮殿から。



ロの字に囲まれた建築で内部が覆われ、いくつもの離れや数多くの庭園との集合体となっている。
外観からは想像もつかない構造となっていて、び・つ・く・り!
スルタンの居室にハレム、彫金の工房に調理場等々......細かに分かれていて、さすがに数時間では見切れなかったのが残念なところ。


こちらは「ハレム内の食堂」
踊り子たちの舞が披露される中、フルーツをあ〜んしてもらっていたりしてたんだろうね.....むふふふ。しかし一時期は1,000人くらいの女性が出たり入ってしていたというのだから、凄まじい闘いだったのだろうなぁ〜と、恐ろしくもある。


こちらは「夏の宮殿」
夏というだけに涼しげなカラー且つ、しゃわしゃわ吹き出る噴水の水が寒々しい.....何せ12/31だからねぇ〜。


最後に「謁見の間」

ダブルベッド以上のサイズはあるこの家具(右下)は王の椅子。
スルタン参加の会議、始めは週4。理由は分からないけれど途中から週1参加となって、最後は外から覗く程度になってしまったというから勿体無い(笑)
せっかく金色の立派な天蓋も作ってもらったのにね〜。


続きましては、出ましたっ!
スルタンアフメット・ジャーミィ(=ブルーモスク)


晴れの日&プロが撮るとこうらしい。↓
大学時代の建築史の授業にて、
「これはオスマン朝建築の最高傑作と言えるのではないでしょうかねっ!」と個性豊かな教授が繰り返し叫んでいたのを思い出した(笑)是非ともTBS・世界遺産チームに入らせて頂き、ヘリで上から観てみたい〜。



どこをどう撮っても美しい。イズニックタイルで覆われたドーム画像の連打です!
静かにしていなきゃ駄目なので皆声には出さないけれど、心の中では「おぉぉぉぉっ!」と叫んでいたには違いない。

とにかく溜め息の出る美しさ。